DOMEMO

DOMEMOを月曜に東急ハンズで買ってきました.
使うタイルがnがn枚(n=1,2,...,7)で,相手のタイルの数が見えるので自分のタイルの数を当てるというようなゲーム.
なぜか買ったその日にyos,uchuが家にくることになったので,3人で5回ぐらいプレイ.
1ゲームは10分もあれば終わる様子.


DOMEMOの良い点はルールが簡単で適度に運ゲー*1なところという感じがします.まだ回数遊んでいないですが.
子供に遊ばせると,条件付き確率の考え方に親しめるのではないかと考えたりしますが,以下,大人向けの紹介.


28枚のタイルのうち見えていないタイルが,ゲームに使われなかった伏せタイルなのか自分の手札タイルなのかを推理することがゲームの本質です.
伏せ枚数と初期手札枚数がほぼ等しいことから,可能性のある数を言えば,最初は1/2以上の確率で当たることになります.もちろん終盤になるにつれ難しくなるので,逆転の可能性は十分残され,盛り上がります.
確率論では,例えば初手は,見えていないタイル枚数が最も多い数を指定すれば良い*2ことになりますが,
妥当な数を言うと,その数が相手が持っていないという確率が高くなり情報を与えてしまうことになります.
だから,宣伝にあるように「戦略型推理ゲーム」なのでしょう.


残念だった点は,タイルの裏面が安っぽかったことでしょうか.
「汚れ等で裏面を判断」ということが出来なさそうな仕様なのは良いですが,もう少し見映えに制作費を掛けても良かったのではと思います.


おまけ:
ゲーム開始時,タイルを立てるときに誤って自分で見てしまうという事故が何回か発生したのですが,
3人とも十分に賢かったので*3,3人ともタイルを見てしまったというわけでなければ,シャッフルしなおすことなくゲームを始めることができました.

*1:自分の残りタイルが1,2,2だったときにはひどいと思ってしまったけれど

*2:3人とも計算して,枚数の計算があったとかあわないとか言っていました

*3:帽子の色を当てたりするときの慣用句