情報理工院試（修士）
8/8（月）英語
TOEFLを自分で受験し提出するという方法を取れなかったので，この日のTOEFL-ITPを受けることになっていました．
会場は本郷キャンパスの法文1号館とかいうところでした．この会場に来た覚えが，と思ったら，大学入試の会場もその部屋でした．これが意味することはひとつ：「この部屋で受ける英語の試験のできは良くない．」……あれ？
英語の試験なんてものは教養時代以来なので，どういうものだったか忘れています．本を買って模擬テストをやっておくと良かったのですが，試験対策は書店での立ち読みしかしていません．
section 1 Listening
聴き取れる問題と，聞き取れたはずなのに選択肢がおかしい問題と，そもそも聞き取れてない問題がほぼ同数でした．あとで知ったのは，選択肢がおかしいのは必ずしも私が悪いわけではないということ．もちろん，1/3もそういう問題があるはずないのですが．
section 2 Structure
文法問題．これは大学受験した人ならそこそこにはできます．ちょっと考えて分からなかった問題を飛ばしてそれで制限時間いっぱい．飛ばした問題の欄を適当にマーク（これは意外に頭を使う）．
section 3 Reading
長文（というほど長くもない）．設問で指示している箇所に下線があることもなく，しかし問題用紙に書きこんではいけませんという注意があり，要は理不尽です．読みながら設問に答えていくと良いということに1つ目の大問を解き終わったあとに気づき，このあたりでやっと大学入試時代の感が戻ってきて時間内に完．
8/22（月）数学
こちらは，他の専攻と共通の問題らしいです．
1. 行列の問題．知識不足な気がするものの，その場で考えたら解けてセーフ．
2. 微積分・極限の問題．やるだけ．2つの極限を求めさせて「極限の取り方で結果が違うね」ということをさせたかったのかもしれませんが，図を書けば明らかに（極限が）違う図形なので意図が不明．
3. 確率の問題．全n種あってコンプするには期待値で何個買うかという有名問題（しかし，IS*1の人々には有名ではなかったようだ）．ただし，あまり筋が良くないところに着目してわざわざ母関数*2を考えるという面倒な誘導がついています．有名問題の答を知っていたものの，しばらくそれと一致せず時間を取られました．
8/23（火）専門
試験監督が「学生に人気の先生」だったらしく，なんてことない動作を爆笑されていました．私たち外部生は内部生にドン引きです．
午前
1. 多面体．オイラー数．はいはい．
2. range minimum queryでした．アルゴリズムを書けって言われてもどうやって答案に書くものか．
3. automatonの問題．ちゃんと勉強しているのでできます．
4. 忘れました
午後
1. 正規行列なにそれ．
2. 計算可能性の問題．前日にrecursively enumerable, recursiveの定義（というか，Turing recognizable, decidableと同じ意味であること）を確認していたので用語で死なずに済みました．
3. 忘れました
4. ネットワーク．勘で用語を推測して解答．C言語のソースを書けって言われても紙の解答用紙に書きたくありません．memcpyの引数の順番なんて覚えていませんよ（だからといってforで書くことはしませんでしたが）．
夜
口述の服装についての議論がされ，状況がチキンレースであることを確認．IS勢に付いていって飲み会．問題を2問も忘れているのはこのせいですね．「私はまわりがどうしようと私服で来ます」と宣言．
8/25（木）口述
ある程度予想していましたが，受験者の半数超がスーツでした．スーツを持ってきて地下*3で必要なら着替えれば良いという戦略をとると結局着替えてしまうらしいです．ノートPCを持ち込みゲーム*4しつつ待機．twitter見ているよりはマシではないでしょうか．
口述試験という名前ですがただの面接です．「数理科学研究科と両方受験されていますが」と質問してくる情報力の高い学部でした．10:00-17:00とかいう予定表だったのに，10時集合で正午ごろ解散（ただし修士受験者に限る）でした．修士受験者が終わるまで博士受験者は部屋で待機しているだけって……
9/5（月）合格発表（掲示）
スルー．
9/6（火）合格発表（郵送）
受かっていました．「受かったら研究室どこにしたか言う」と言っていましたが，受験番号1017です．「合格者指導教員発表」という紙を見ましょう．
